職種にスポットを当てて・ソーイングオペレーター
2016/03/25
ロッシュブランの中のスペシャリスト達を掘り下げた第一弾(シリーズ予定)
今回は「ソーイングオペレーター」さんにスポットを当ててみました。
ロッシュのアトリエに並べられた糸たち
ソーイングオペレーターのお仕事とは?
縫製士とうい呼び名でも呼ばれているこのお仕事。
デザインや、パターンが出来た後の最終段階の作業をする人達で、
ロッシュブランでは縫うだけではなく、型紙から生地に写し裁断までも行います。
ソーイングオペレーターの考えること
ブランでは、一般アパレルと違い世界に1つだけ!の一点ものやデザインの
凝った物も多いため、デザイナーやお客様がイメージした物を
再現するための手段を念頭に作業をしているそうです。
幅広い衣装製作をさせて頂いていることで、扱う素材も幅広くなります。
そのため、大きな工場などで同じ物を、同じ場所を縫っているのとは違い
その時その時で素材に合わせて工程が違ってくるので、
1点作るごとに新鮮な気持ちになるんだそうです。
あんな事こんな事
長年キャリアを積み重ねても、扱いが難しい素材があるそうです。
そんな時の工程や方法は人様々だったりしますが、基本をベースに膨らましていくので
キャリアが長い方がその選択も広くなるそうです。
最後に、ブランでソーイングオペレーターをする面白さを聞いたところ
幅広いジャンルの衣装を取り扱うので、毎日色々なジャンルの
衣装がつくれるというのはとても楽しいと話してくれました。
管理人の余談
たしかに、難しい素材ってあるよね・・・・と話しを聞きながらついつい
頷いてしまいました。と言うのも、以前に私はベルベットを縫ったところ、
どうしてこんなに端と端が合わないのか?現象に見舞われたことや
サテン生地を手縫いでかなり丁寧に裾上げしたにもかかわらずやはり縫い目が目立ち、
結局お直しにだした事が思い出されました(笑)
そんなズブの素人の私とは違いプロの場合はもっとレベルの高い話しですが、
プロでもそう言った素材というモノもあるのだな、と発見でした。
そして、毎日毎日、来る日も来る日も、全く同じ物を作るというのと違い、
一点ものが故に作業が違ってあれこれ工夫するのはとても楽しそうですね。
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